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軽井沢マガジン

【結婚前に】顔合わせの流れと基礎知識~服装・お店・費用・話題~

 | 2016/04/28

料亭

結婚の報告をしたら、両家の顔合わせを行います。近年は結納は行わず、顔合わせだけで済ませる事が多いようです。内容は両家の方針を話し合って決めましょう。当日までの段取りと注意点、当日の進め方や気をつけたい点を解説します。

親への結婚報告後は顔合わせを

2人で結婚を決め、それぞれの親へ結婚報告。その後に両家の家族同士を紹介し、親睦を深めるために行うのが「顔合わせ」です。「結納」は地域によって様々な形式があり、しきたりにそった儀式となりますが「顔合わせ」は、レストランや料亭などでの食事会といった、親睦を深める目的が大きくなります。また、顔合わせと同時に略式結納を行うカップルも。地域や両家の考え方によって、捉え方は様々です。2人だけで決めるのではなく、双方の親とよく話し合って決める必要があります。

みんなは顔合わせと結納、どちらをやっているの?

ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2015」によると、首都圏では「両家の顔合わせのみ行った」というカップルが80%以上と圧倒的に多くなっています。
ただし、地域差も大きく、東北や四国では20%以上 九州では30%の人が「顔合わせ」と「結納」の両方を行っています。

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結婚をするのは当事者である2人ですが、新しい家族としてのお付き合いが始まる両家の両親や兄弟、親戚は大切な存在です。両家の意向を確認して、内容を決めましょう。

当日までの段取り

両家の方針を確認したら、具体的な準備を始めます。出席者は基本的には「本人同士と両家の親」ですが、兄弟など他の家族が参加する場合もあります。片親であったり両親がいなかったりする場合は、親の代わりに親戚や兄弟に出席をお願いするのが一般的です。

日時を決める

結婚式の3~6ヶ月前に行えるよう、出席者の都合を調整します。良い日取りを考えるのであれば、早めの予約を!

よくあるトラブルと回避方法

「いつでもいい」という親の言葉を鵜呑みにして、日程を組んでから伝えてみたら「その日はダメ」と言われたというケースも。いつでもいいって言っていたのに!?親子間の「なんとなく」的な口約束はトラブルの元。
一度決めた日時を変えるというのは、相手にとっても失礼です。必ず具体的な日時を挙げて、出席者全員の都合を確認しましょう。

場所を決める

慣習的には男性側が女性側の地区に出向きますが、近年は中間地点を選ぶ、式場の下見を兼ねる、など、様々なパターンとなっています。移動にかかる負担も考えて、場所を選びます。レストランや料亭にする場合、お店を決めて予約をしなくてはいけません。

よくあるトラブルと回避方法

当日訪れてみたら「急な階段があり高齢者には不向きだった」「完全個室ではなく間仕切りで、隣テーブルの会話が丸聞こえ」など、予期せぬ出来事が起こりがちです。事前に直接お店に足を運び、不安や疑問点はお店のスタッフに確認しておくと安心です。

みんなはどこで開いてる?

ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2015」によると、両家の顔合わせの実施会場で多いのは「料亭(約40%)」「レストラン(約30%)」。以下、ホテル、妻の家、夫の家、結婚式場…と続きます。

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費用を決める

顔合わせにかかるお金は、食事会での費用だけではありません。遠方から集まる場合、交通費や宿泊費が必要になり、婚約記念品の交換をする場合はその費用も必要になります。
それぞれにかかる金額を考え、両家の負担バランスを取るようにするのがベスト。食事会の負担は両家で折半するのが一般的ですが、2人で「両家の親を接待」というケースも増えているようです。

よくあるトラブルと回避方法

「こちらで払います」「いえいえ、私が」と、まとまらなくなってしまったり、結果的に「全部負担した」という負のイメージがついてしまったり…当日支払い時になって慌てないように、費用の分担は事前に決めておきましょう。

婚約記念品を決める

婚約記念品はプロポーズ時の婚約指輪など事前に渡している場合もありますが、顔合わせの席での交換をする場合もあります。必ず必要なものではありませんが、交換するかどうかを事前に話し合って準備をしましょう。

よくあるトラブルと回避方法

事前の話し合いがなく片方だけ「高価すぎるもの」となってしまうと、当人同士だけではなく両家の親にまで気まずさを残してしまいます。婚約記念品は「贈る側」の自己満足ではなく、「もらう側」が喜び、金銭的にバランスが取れているかを配慮するのも大切です。必ず事前に金額を含めた相談を!

料理メニューを決める

レストランや料亭は、日にちと時間の予約が必須。その時に「顔合わせ」である事を伝えておくとスムーズです。肉と魚の好みやアレルギーなど、出席者の好みを配慮して全員が楽しめるメニューを選びましょう。

よくあるトラブルの回避方法

雰囲気が良い高級感のあるフレンチレストランを選んだけれど、年配の親にとっては「箸でないと食べ難い」「格式ばりすぎて、落ち着かない」…なんていう事も。そんな余計な負担をかけないように、事前に出席者全員が心地よく過ごせるかも想定しておく事が大切です。

当日にすべき事チェック

日程や会場が決まったら一安心…と思いがちですが、まだまだ準備して考えておくべき事があります。

服装

男性はスーツが一般的。女性はスーツやワンピース、着物と選択の幅が広くなります。服装の堅苦しさやカジュアルさが、両家でちぐはぐになってしまわないよう注意が必要です。

よくあるトラブルと回避方法

この機会に「着物」を選んだけれど、歩き方1つにしても所作が気になってぎこちなくなってしまい、食事どころではなかった…という失敗談も。普段から着慣れている場合は別として、着慣れていないけれど「この機会に!」という場合は、当日までに「着物デート」を体験しておくと良いでしょう。

手土産

相手の家族への手土産は、2人からの場合と両家の親からの2通りがあります。2人からの場合は同じものを準備しましょう。またそれぞれの親から相手の親への手土産は、事前に配慮が必要です。
選ぶものとしては、プレゼントの基本と同じで「相手に喜んでもらえるもの」が基本。そのためには、相手の好き嫌いのリサーチが必須です。また「持ち帰る」という事を考えて、重過ぎずかさばらないものが良いでしょう。
渡すタイミングは会ってすぐではなく、席について落ち着いて、挨拶を交わしてから。その後の話題にもなり、会話のきっかけになります。

よくあるトラブルと回避方法

「一方の親だけが準備していた」「金額的な差が大きすぎた」となると、気まずい雰囲気になってしまいます。なんとなく任せてしまわず「これ位の金額で」と足並みをそろえておきましょう。

座り方

cima160309-4入り口から遠い席が上座、近い席が下座…というイメージは持っていても、実際どうすれば良いのか迷ってしまう座り方。当日「どうぞどうぞ」と譲り合うよりも「こちらへ」と2人で誘導するのがスマートです。
男女平権とはいえ、まだまだ日本のしきたりとして男性側を重んじる傾向があります。良い悪いに関わらず「今後の関係を重んじて年配者に配慮する」という意味ではアリといえます。

その場合、入り口から最も遠い奥の席に男性側の父、その隣に母。男性側の父の向かいに女性側の父、といった席順が一般的です。

よくあるトラブルと回避方法

席次としての慣例を重んじていても、それだけでは足りません。上座となる奥の席を勧めた新郎の父が「喫煙者で気軽に席を立てる場所が良かったのに、奥の席に案内されて不便だった」といった事例も。
形式だけにとらわれず、個人を重視した配慮をして、その理由を説明しましょう(説明が足りないと「下座に座らされた」といった誤解を招きかねないので注意!)

進め方

スムーズな進行のために、まず全体の流れを把握し、仕切る役目となる人を決めておきましょう。男性側の父親、または新郎となる男性本人が勤めるのが一般的です。
進行役となった人は、まず全員が着席したら「このたびは…」と会の趣向を話し、挨拶。その後、新郎新婦が自分の家族紹介をします。婚約記念品の交換がある場合はここで交換し、全員に披露しましょう。
次に、乾杯をして歓談をしながらの食事となります。
食事が終わったら、改めて「今後ともよろしくお願い致します」と挨拶をして会を締めます。
最後に記念撮影を行うと親密さが増し、記念にもなります。

よくあるトラブルと回避方法

進行役を決めずに当日の成り行きに任せると考えてしまった結果、ギクシャクした沈黙が生まれ気まずい雰囲気になってしまった…という失敗談も。両家の家族が初めて会う場では、誰もが緊張しています。全体の流れを事前に想定しておきましょう。

食事のマナー

食事は楽しく美味しく食べる事が大前提です。しかい、マナー違反は周囲を不快にさせてしまいます。これだけ押さえておけば安心というマナーを知っておく必要があります。

よくあるトラブルと回避方法

話に興じて、箸やフォークなどを手に持って振り回してしまう。クチャクチャと音を立てて食べる。と いった行為は言語道断ですが、堅くなって「ちっとも味がわからなかった」となってしまっては、せっかくの食事会が台無しです。日ごろから気をつけて、マ ナーを身につけておくと安心です!

和食のマナー

迷い箸(手をつけるものを迷って、箸をつけたり離したりする)はNGです。取り難いものを箸で刺すのもダメ。また、箸を食器の上に渡す事も避けましょう(置く時は、箸置きへ)
箸の使い方に気をつけるだけで、美しい所作になります。

洋食のマナー

ナプキンは二つ折りにして折り目を体側に向けて、腿の上に置きます。
フォークやナイフが複数ある場合は、外側から使うと覚えておけば大丈夫。
お皿の上にナイフとフォークを斜めにそろえて置くと、食べ終わった合図となり、下げられます。食事中に「休憩」と置く場合は、お皿の左右にナイフとフォークを斜めに置きましょう。

話題

その場にいる参加者全員が楽しめる話題とは?新郎新婦となる2人を中心とし、親とも共有出来る「子供の頃の出来事」笑って流せる程度の失敗談も場が和みます。また、それぞれの出身地の話、近況をふまえた現在の生活について(仕事について、趣味について、デートの話など)も両家の家族を安心させる良い話題となります。
逆に避けるべき話題は「宗教、政治、病気」関係と「贔屓のスポーツチーム」等。誰かが不快と感じてしまう要素のある事柄はNGです。

よくあるトラブルと回避方法

歓談中はシーンという空気が流れず、和やかに会話を楽しみたいもの。そのためには、あらかじめ話題をいくつか考えておきましょう。

 

2人だけではなく、家と家のつながりをつくる最初のイベントとなる「顔合わせ」。
双方の家族が納得して「最初の一歩」を築くために、2人だけではなく家族との話し合いも大切にして、ステキな時間をつくってください。


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